2011-04-24 (Sun)
22:20
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生命保険で一番重要なものが保障額の設定です。「死亡後収入」から「死亡後支出」を引いて算出される赤字が必要保障額になります。きちんと計算すると意外に「生命保険は不要」となる方も居ますので、個別に算出してみましょう。
○死亡後収入
・遺族年金
詳しくは「生命保険は必要(遺族年金)」でお願いします。なお、遺族年金が支給される場合、児童扶養手当は支給されません。
・勤労収入
遺族が働く場合…と言いますか、働ける期間は働くことを前提に想定収入を計算しないと大変な額が必要になります。
・子ども手当(児童手当)
不透明ですが、中学校卒業まで月額1万円ですかね。
・死亡退職金
・現在の貯蓄
○死亡後支出
・遺族生活費
一般的には今の生活費の7割です。子ども独立後も同様に減額していきます。
・遺族住居費
賃貸の場合は、「平均余命までの賃料」が一般的ですが、「安い中古住宅・マンションの購入額+維持管理費」としたほうが長い目で見て安心でしょう。ただし、実家に戻れるのであれば戻ったほうが良いです。
住宅ローンの場合は、金融機関との契約上、団体信用生命保険に当然加入しているハズなので固定資産税等の維持管理費のみです。
・子どもの教育費
子ども一人当たり、オール公立で1000万円(塾代等込み)、オール私立で2200万(同)が相場です。参考に、あんしん生命のHPを紹介しておきます。他にも「教育費 平均」等で検索すれば多々ヒットしますので参考にして下さい。万が一の場合を想定するのですから、奨学金の活用を前提とするのも良いでしょう。
・公的保険
国民年金(約1.5万円)、国民健康保険料の支払い。
・死亡整理資金
墓なし250万円、墓あり500万円程度が相場です。しかし、個人の死亡観に左右されますので、葬儀の方法と墓について少し検討して下さい。また、死亡整理資金専用保険として別途終身保険などに入る方法もあります。
個人的には、葬儀については、儀礼的で嫌いなので直葬(死亡即火葬)、最高でも家族葬が希望で、墓についても、あんな暗所に閉じ込めないで海へ散骨してほしいと考えており、100万円もあれば足りそうなので計上する必要はないかなと思っています。
以上の項目を埋めることで、保障額が算出されたと思います。しかし、その保障額で10年定期型保険などに契約することは無駄が多いので止めてください。先ほどの計算で算出された保障額は現時点のものです。1年後に死亡した場合は、死亡後支出が1年分不要になりますので、その分保障額は低くなります。ついては、保障額が右肩下がりの保険に契約することが合理的なので、「生命保険は必要(逓減定期と収入保障保険)」で詳述します。
○死亡後収入
・遺族年金
詳しくは「生命保険は必要(遺族年金)」でお願いします。なお、遺族年金が支給される場合、児童扶養手当は支給されません。
・勤労収入
遺族が働く場合…と言いますか、働ける期間は働くことを前提に想定収入を計算しないと大変な額が必要になります。
・子ども手当(児童手当)
不透明ですが、中学校卒業まで月額1万円ですかね。
・死亡退職金
・現在の貯蓄
○死亡後支出
・遺族生活費
一般的には今の生活費の7割です。子ども独立後も同様に減額していきます。
・遺族住居費
賃貸の場合は、「平均余命までの賃料」が一般的ですが、「安い中古住宅・マンションの購入額+維持管理費」としたほうが長い目で見て安心でしょう。ただし、実家に戻れるのであれば戻ったほうが良いです。
住宅ローンの場合は、金融機関との契約上、団体信用生命保険に当然加入しているハズなので固定資産税等の維持管理費のみです。
・子どもの教育費
子ども一人当たり、オール公立で1000万円(塾代等込み)、オール私立で2200万(同)が相場です。参考に、あんしん生命のHPを紹介しておきます。他にも「教育費 平均」等で検索すれば多々ヒットしますので参考にして下さい。万が一の場合を想定するのですから、奨学金の活用を前提とするのも良いでしょう。
・公的保険
国民年金(約1.5万円)、国民健康保険料の支払い。
・死亡整理資金
墓なし250万円、墓あり500万円程度が相場です。しかし、個人の死亡観に左右されますので、葬儀の方法と墓について少し検討して下さい。また、死亡整理資金専用保険として別途終身保険などに入る方法もあります。
個人的には、葬儀については、儀礼的で嫌いなので直葬(死亡即火葬)、最高でも家族葬が希望で、墓についても、あんな暗所に閉じ込めないで海へ散骨してほしいと考えており、100万円もあれば足りそうなので計上する必要はないかなと思っています。
以上の項目を埋めることで、保障額が算出されたと思います。しかし、その保障額で10年定期型保険などに契約することは無駄が多いので止めてください。先ほどの計算で算出された保障額は現時点のものです。1年後に死亡した場合は、死亡後支出が1年分不要になりますので、その分保障額は低くなります。ついては、保障額が右肩下がりの保険に契約することが合理的なので、「生命保険は必要(逓減定期と収入保障保険)」で詳述します。
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Last Modified : -0001-11-30