2011-04-02 (Sat)
00:01
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結論を言えば「円建」を選びましょう。それはなぜか。
貯蓄型学資保険の検討を始めると、高利率の「外貨建」か安定の「円建」のどちらにしようか迷うと思います。そんな時は、学資保険に何故入るのか思い出して下さい。多くの方が将来の大学入学を見据えてのことでしょう。そうであれば「円建」です。
大学入学は、将来ほぼ確実に到来する事柄です。ほぼ確実に到来する事柄に対しては、「確実に貯まる学資保険」で臨むしかないでしょう。確かに外貨建の高利率は魅力的です。しかし、ご承知のとおり為替リスクが最大の難敵です。外貨預金ならいざ知らず、学資保険の為替リスクだけは絶対に避けなければなりません。
大学入学は、何年後かほぼ確定しています。つまり、外貨を円に替えて入学金を捻出する時期もほぼ確定しているということです。入学金の必要な時期が「円高」ならどうするのですか。元本割れして想定していた額に届かなかった場合、残額を捻出できる保障はありますか。
「今は円高だし必要な頃には円安になっている」という考えも危険です。今の円高も一旦は円安に振れるかもしれませんが、また円高に戻ることもあり得ます。「じゃあ、円安に振れたときに解約して…」という考えも危険です。円安に振れて「儲け」が出ます→「もっと円安に振れるかも」と欲が出ます→少し円高に振れます→「また円安に戻るだろう」と期待します→これを繰り返して結局、円高時に入学金が必要に…という結果も見えてきます。
よって、確実な積立が可能な「円建」で臨むことが、学資保険に関しては理に適っています。次回は、「学資保険はやや必要(親の生保流用」です。
貯蓄型学資保険の検討を始めると、高利率の「外貨建」か安定の「円建」のどちらにしようか迷うと思います。そんな時は、学資保険に何故入るのか思い出して下さい。多くの方が将来の大学入学を見据えてのことでしょう。そうであれば「円建」です。
大学入学は、将来ほぼ確実に到来する事柄です。ほぼ確実に到来する事柄に対しては、「確実に貯まる学資保険」で臨むしかないでしょう。確かに外貨建の高利率は魅力的です。しかし、ご承知のとおり為替リスクが最大の難敵です。外貨預金ならいざ知らず、学資保険の為替リスクだけは絶対に避けなければなりません。
大学入学は、何年後かほぼ確定しています。つまり、外貨を円に替えて入学金を捻出する時期もほぼ確定しているということです。入学金の必要な時期が「円高」ならどうするのですか。元本割れして想定していた額に届かなかった場合、残額を捻出できる保障はありますか。
「今は円高だし必要な頃には円安になっている」という考えも危険です。今の円高も一旦は円安に振れるかもしれませんが、また円高に戻ることもあり得ます。「じゃあ、円安に振れたときに解約して…」という考えも危険です。円安に振れて「儲け」が出ます→「もっと円安に振れるかも」と欲が出ます→少し円高に振れます→「また円安に戻るだろう」と期待します→これを繰り返して結局、円高時に入学金が必要に…という結果も見えてきます。
よって、確実な積立が可能な「円建」で臨むことが、学資保険に関しては理に適っています。次回は、「学資保険はやや必要(親の生保流用」です。
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Last Modified : -0001-11-30