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がん保険徹底比較!「プレミアムZ」VS「メディフィット」

2021-07-16 (Fri) 14:03

 チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムZ」は、その前身の保険を「最強の終身がん保険『終身ガン治療保険プレミアム』」として高評価したのと同様に、プレミアムZも大変素晴らしいがん保険ですので、徹底評価していきます。

 そのためには、最大のライバルとなるメディケア生命の「メディフィット がん保険」に言及しないわけにはいきませんので、メディフィットとの比較を通じて、両者のメリット・デメリットを明らかにし、プレミアムZを徹底評価していきたいと思います。

 なお、メディフィットの評価は、「【超優秀】がん保険「メディフィット がん保険」を徹底評価」で詳しく説明していますので、そちらを御覧ください。


◆プレミアムZとメディフィットとの比較表

プレミアムZとメディットの比較表


◆プレミアムZがメディフィットに負けている点

 【抗がん剤治療給付金の支給回数に上限があること】ですが、これは大した問題ではないと考えております。10年分も保障してもらえれば、およそ大丈夫だと考えます。がんとの共存が可能な未来が来た場合には、もったいないことになるかもしれませんが、私はそれほど重視しません。

 【ホルモン剤治療保障がないこと】ですが、これは多少気になる問題ですが、ホルモン剤は抗がん剤よりも安価ですので、長期療養に伴う負担も少ないので、なくても構いません。ただ、未承認ホルモン剤は高額でしょうから注意が必要です。なお、プレミアムZにホルモン剤保障を特約で付加可能ですが、増加保険料は高めです。

 【がん放射線治療保障がないこと】ですが、これも大した問題ではなく、被曝量や身体的負担の関係から、もらえても1回ぐらいでしょうから、あまり気にしていません。

 【再発予防治療が保障されるか不確かであること】ですが、これはそれなりに大きな問題だと考えています。「【注意】そのガン保険、「再発予防治療」も保障されますか?」のとおり、再発予防治療が保障対象か否かというトラブルが多いので、高額な抗がん剤を長期間使用した場合に備えて、ここの差異は気にすべきです。

 もっとも、チューリッヒのカスタマーに「再発予防も対象か」と聞いたところ、「対象です」とは答えてもらえたので、こうしたやりとりを録音しておけば、問題が起きても対応できるでしょう。


◆プレミアムZがメディフィットに勝っている点

 【保険料が安価なこと】ですが、これは、重要ではありますが、必要な保障を押さえた上で考えるべきものですし、大差でもないので、決定打にはなりません。

 【抗がん剤の給付金について、一度に複数月分の処方をされた場合でも複数月分の給付金が支払われると明示されていること】は、医師に1か月ごとの処方をお願いすれば済む話なので、それほど大きな問題ではないと考えています。

 ただ、保険会社が病院に照会をかけた後に、「本来の処方は2か月に1回だから、そのようにカウントする」と言ってくる可能性があるので、できれば欲しい保障です。

 また、ライフネット生命のアンケート調査によれば、複数月分の処方とは言い切れませんが、抗がん剤治療における通院ペースの割合は、2か月に1回が3%、3か月以上に1回が1%となっています。割合も低いので、それほど重視する必要性を感じません。それに、複数月分だろうが何だろうが、高額療養費制度を踏まえれば、処方月に得る10万円で薬剤費は十分まかなえます。

 ちなみに、ホルモン剤治療における通院ペース割合については、2か月に1回が9%、3か月以上に1回が56%であり、飲み薬タイプのホルモン剤を一括処方された最長期間については、2か月分が10%、3か月分が71%となっており、抗がん剤治療とは全く異なります。


◆結局どっちがいいのか?

 両者の優劣を決定づけるほどの重大な要素がなく難しいところですが、私なら「メディフィット」を選択します。

 私は、家計が破綻するリスクをできるだけ低下させたいという考えの下、保険を評価しています。そう考えると、メディフィットにおける、高額かもしれない未承認ホルモン剤の保障や、長きにわたるホルモン剤治療保障はそれなりに価値があります。また、再発予防治療が対象と明示されていることで、争いになったときも戦いやすいと思います。

 その代わりに複数月一括処方時の保障を失うわけですが、そうは言っても、処方月の一か月分は最悪でも保障が得られるわけですので、それで我慢しようと考えます。

 さらに、プレミアムZは、メディフィットよりも保険料が安く、男性なら生涯で18,000円の差になります。つまり、18,000円払ってでもホルモン剤等の保障が欲しいかということになりますが、この問いに私は「イエス」と答えます。

 一方で、悩ましいのが女性の場合で、保険料に10%もの差があり、生涯で54,000円の差になります。「10%引きするからプレミアムZにしなよ」という誘惑は大変に魅力的ですが、それでも何とか私はメディフィットを選びたいと思います。(仮に15万円違うと、恐らく私はプレミアムZを選びます)

 以上が、プレミアムZに対する評価です。単品で捉えれば大変よい商品なのですが、メディフィットと比較すると一気に混迷しますね。


(参考)がん経験者への治療実態調査結果を公開(2018年4月24日、ライフネット生命)
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Last Modified : 2021-07-16

Comments







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No Subject
こんにちは

前回のメディフィットがん保険でも触れられていたのですが、3大治療である放射線は長期は出来ないとあるのですが、実態はどれくらいの期間受けるものなのでしょうか?色々見てもよく分からなかったです。

また、医療保険で手術特約の項目に放射線治療いくらとありますが、あれはがんで放射線治療するときは月に何度も出るとなるのでしょうか?メディフィットですと月一回ですが。
2021-07-17-20:09 shino
[ 返信 ]
Re: shino 様へ
管理人です。

shino様、コメントありがとうございます。

放射線治療については、私もいろいろなサイトを見て、「一部につき基本は一生に一回」、「6週間という記述が多い」ことから、この度の記事を書いています。

放射線治療自体は決めた期間の中で何度も何度も行われますが、保険会社としては、手術給付金の類いを何度も出さないで済むように、「60日以内に行われた照射は全部まとめて1回と計算する」という旨の規定を置いているのが通常です。

給付金を払いたくない保険会社が60日という期間を設け、更に一生に一回ということになれば、これはもはや人生において2回もらえるかどうかのレベルと捉えておるため、私はあまり重視していないわけであります。

御参考になれば幸いです。
2021-07-18-07:50 管理人⇒shino様
[ 返信 ]
Re: 管理人⇒shino様 様へ
返信ありがとうございました。

そういうことなんですね。メディフィットでも60日に一回とありますし。

放射線治療のときはほぼ毎日とあるのにどういうことなんだろうと疑問でした。
医療保険でもすぐに分かるようになってないですし、診断一時金に比べて説明がほんと小さいです。

ただ仰る通り長期間にはならないので手術特約以上に使う頻度低いんでしょうね。
2021-07-18-20:37 shino
[ 返信 ]
ぴよすけ
Re: Re: 管理人⇒shino様 様へ
管理人です。

shino様、コメントありがとうございます。私が本文で簡単に触れておけばよかったですね。失礼しました。

こういった分かりにくい規定が多いがために、手術特約は給付金の申請拒否率が高いのでしょうね。

今後ともよろしくお願いいたします。
2021-07-19-06:05 管理人⇒shino様
[ 返信 ]