2020-09-03 (Thu)
20:33
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チューリッヒ生命から「終身治療保険プレミアムDX」という医療保険が出ています。特徴は540日間の免責期間を設けられるという点で、かなり期待できるものとなっています。
しかし、手術特約などの不要な保障が付加されているため、及第点の保険です。
◆加入例
被保険者:30歳男性
保障期間・支払期間:終身
保険料:3,760円/月
入院1〜60日免責特約:月額保険料1,360円引き
入院1〜540日免責特約:月額保険料1,890円引き
入院給付金:10万円/月
手術等給付金:10又は5万円/月
通院給付金:2万円/月
在宅医療給付金:2万円/月
支給上限:1,200万円
◆良い点
540日間の入院を免責とするとは、やってくれましたね。ある程度の貯蓄と傷病手当金を加味すれば、540日免責は大変合理的な選択肢として大歓迎です。
また、政府は在宅医療を推進していますので、入院のみならず在宅医療も対象としてくれるとは、先見性が感じられて素晴らしいですね。
◆悪い点
手術特約が心の底から不要です。こんなあってもなくても生き死にに関係ない保障ごときに、死ぬまで毎月780円以上も払わされるなんて、拷問です。(入院中の手術・放射線治療保障の月額保険料が780円)
また、在宅医療給付金が小粒過ぎます。入院代わりの在宅医療ですとヘルパーの必要が生じかねないので、入院給付金と同額保障を希望しますし、退院後24月限定という保障上限も要撤廃です。
加えて、免責期間を在宅医療にまで広げて、保険料の逓減を図ることももちろん必要です。なお、通院給付金は要りません。
◆まとめ
540日免責を設けた点は画期的だと思います。これはつまり、長期入院の代名詞たる精神疾患を主たる対象とした保険を作れるということです。そうであれば、最低でも手術特約は外せるようにすべきです。
手術特約が外されれば保険料は千円を下回るでしょうから、月々千円の負担で最大で1,200万円の保障が得られるため、コスパが劇的に改善します。それでこそ、小さな掛金・大きな保障の「保険」と呼べるでしょう。
最近、医療保険と所得補償保険の垣根があいまいになってきましたね。私が思うに、長期間働けない事態に備えられればよいわけですので、長期入院、長期在宅医療、重度障害の3つに限った保険を販売してもらえれば事足りる話だと思うのですが、なかなかピンポイントに発売されず、歯がゆく感じます。
しかし、手術特約などの不要な保障が付加されているため、及第点の保険です。
◆加入例
被保険者:30歳男性
保障期間・支払期間:終身
保険料:3,760円/月
入院1〜60日免責特約:月額保険料1,360円引き
入院1〜540日免責特約:月額保険料1,890円引き
入院給付金:10万円/月
手術等給付金:10又は5万円/月
通院給付金:2万円/月
在宅医療給付金:2万円/月
支給上限:1,200万円
◆良い点
540日間の入院を免責とするとは、やってくれましたね。ある程度の貯蓄と傷病手当金を加味すれば、540日免責は大変合理的な選択肢として大歓迎です。
また、政府は在宅医療を推進していますので、入院のみならず在宅医療も対象としてくれるとは、先見性が感じられて素晴らしいですね。
◆悪い点
手術特約が心の底から不要です。こんなあってもなくても生き死にに関係ない保障ごときに、死ぬまで毎月780円以上も払わされるなんて、拷問です。(入院中の手術・放射線治療保障の月額保険料が780円)
また、在宅医療給付金が小粒過ぎます。入院代わりの在宅医療ですとヘルパーの必要が生じかねないので、入院給付金と同額保障を希望しますし、退院後24月限定という保障上限も要撤廃です。
加えて、免責期間を在宅医療にまで広げて、保険料の逓減を図ることももちろん必要です。なお、通院給付金は要りません。
◆まとめ
540日免責を設けた点は画期的だと思います。これはつまり、長期入院の代名詞たる精神疾患を主たる対象とした保険を作れるということです。そうであれば、最低でも手術特約は外せるようにすべきです。
手術特約が外されれば保険料は千円を下回るでしょうから、月々千円の負担で最大で1,200万円の保障が得られるため、コスパが劇的に改善します。それでこそ、小さな掛金・大きな保障の「保険」と呼べるでしょう。
最近、医療保険と所得補償保険の垣根があいまいになってきましたね。私が思うに、長期間働けない事態に備えられればよいわけですので、長期入院、長期在宅医療、重度障害の3つに限った保険を販売してもらえれば事足りる話だと思うのですが、なかなかピンポイントに発売されず、歯がゆく感じます。
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Last Modified : 2020-09-03
コメントありがとうございます。非公開コメントですので、詳細を伏せて返答します。
コロナ禍ということもあり大変なことと存じます。お尋ねの必要な保障は、死亡保障と障害保障だと考えます。FWD富士生命のものが、個人的には最も優れていると思います。
死亡保障は言わずもがな、どんな悲劇が降りかかろうとも自分が死んだら一定の保障を遺せることが重要です。最後の砦として、備えておかねばならないものです。
障害保障も同じく、障害を抱えることになっても尚進み続けるためには、必要なものだと考えます。
医療保険やガン保険は後回しです。今は貯えが十分ではないため不安ではありますが、両保険がなくとも高額療養費制度などの公的扶助で乗り越えられると思います。両保険に入るよりも貯蓄を優先すべきと考えます。
また、学資保険や年金保険など貯蓄型保険への加入は有り得ません。貯蓄が十分でないと中途解約リスクが高いため、加入してはならないと考えます。
以上、まとめますと障害保障付きの収入保障保険に加入して、貯蓄するのが最良と考えます。参考になりそうな記事を以下に記します。
死亡保障と障害保障:http://hokenno3704.blog60.fc2.com/blog-entry-171.html
低所得時の必要保険:http://hokenno3704.blog60.fc2.com/blog-entry-177.html
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