2011-03-26 (Sat)
21:01
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万が一の事態は起こる可能性が極めて低いのです。だから保険は、「低額な掛金」で「高額な保障」を買うことが基本となります。しかし、医療保険はこのバランスを欠いているのです。
論より証拠ということで、ソニー生命の保険を例に、被保険者を35歳男性として具体的に試算しみましょう。
●生命保険
保険種類:無解約返戻金型平準定期保険
保険金額:3,000万円
保険期間:20年
保険料払込期間:20年
保険料月額:6,510円(非喫煙者区分)
試算条件:保険期間満了日に死亡
総払込保険料:156万円
総受取金額:3,000万円
●医療保険
保険種類:低解約返戻金特則付総合医療保険
1入院当たりの支払限度日数:730日
※60日や120日程度では限度日数に到底届かないので730日とした。
通算支払限度日数:1,000日(病気・ケガそれぞれにつき)
入院給付金日額:5,000円
死亡給付金:50万円
保険期間:終身
保険料払込期間:60歳まで
保険料月額:4,995円
試算条件:60歳以降に死亡(50万円)。生涯入院日数は1,000日(500万円)。重大手術2回(40万円)。
総払込保険料:150万円
総受取金額:590万円
以上の結果、総受取金額÷総払込保険料の数値(費用対効果)は、生命保険で19.2倍、医療保険で3.9倍となります。この結果を皆さんはどう受け止めますか。私は、費用対効果3.9倍程度の保険では加入する必要があるのか疑問です。
一方、総払込保険料の150万円があれば、一般的な所得者の場合、1年9ヶ月間(630日)入院できます(高額療養費制度適用後自己負担額が、9万円×3ヶ月、4.4万円×18ヶ月。病院内食事料が、260円×3食×30日間×21ヶ月)。
保険料を毎月払ったつもりで貯金したり、割安な掛捨て型に定期で加入して差額を貯金するといった方法も考えてみてはいかがでしょうか。
次回は、「医療保険は不要(傷病手当金)」です。
論より証拠ということで、ソニー生命の保険を例に、被保険者を35歳男性として具体的に試算しみましょう。
●生命保険
保険種類:無解約返戻金型平準定期保険
保険金額:3,000万円
保険期間:20年
保険料払込期間:20年
保険料月額:6,510円(非喫煙者区分)
試算条件:保険期間満了日に死亡
総払込保険料:156万円
総受取金額:3,000万円
●医療保険
保険種類:低解約返戻金特則付総合医療保険
1入院当たりの支払限度日数:730日
※60日や120日程度では限度日数に到底届かないので730日とした。
通算支払限度日数:1,000日(病気・ケガそれぞれにつき)
入院給付金日額:5,000円
死亡給付金:50万円
保険期間:終身
保険料払込期間:60歳まで
保険料月額:4,995円
試算条件:60歳以降に死亡(50万円)。生涯入院日数は1,000日(500万円)。重大手術2回(40万円)。
総払込保険料:150万円
総受取金額:590万円
以上の結果、総受取金額÷総払込保険料の数値(費用対効果)は、生命保険で19.2倍、医療保険で3.9倍となります。この結果を皆さんはどう受け止めますか。私は、費用対効果3.9倍程度の保険では加入する必要があるのか疑問です。
一方、総払込保険料の150万円があれば、一般的な所得者の場合、1年9ヶ月間(630日)入院できます(高額療養費制度適用後自己負担額が、9万円×3ヶ月、4.4万円×18ヶ月。病院内食事料が、260円×3食×30日間×21ヶ月)。
保険料を毎月払ったつもりで貯金したり、割安な掛捨て型に定期で加入して差額を貯金するといった方法も考えてみてはいかがでしょうか。
次回は、「医療保険は不要(傷病手当金)」です。
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Last Modified : -0001-11-30