2013-09-20 (Fri)
20:20
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メディケア生命から発売されているメディフィットAは、アフラックのEVERなどの一般的な医療保険と同じ保障内容なので、特筆すべき点はありませんが、唯一、抗がん剤治療特約だけは素晴らしい出来だと思います。
◆もちろんダメ保険
メディフィットA自体は、もちろん個人的にはダメ保険です。
その理由は、もう何度も言ってきているので、わざわざ言う必要もないのですが、そこらの一般的な医療保険と同じように、1回の入院を60日や120日しか保障しないからです。
貯蓄で対応できる入院リスクに保険なんて必要ありません。
◆でも、抗がん剤特約は素晴らしい
こんなダメ保険なメディフィットAですが、抗がん剤特約だけは素晴らしいです。
30歳男性の場合、月々1,005円(終身払)で、抗がん剤治療を受けた月に15万円が貰えます。
しかも、入院、通院、往診を問いません。
さらに、治療が続く限り、回数制限なく、一生貰い続けることができます。
がんになったら、死亡するか治癒するまで抗がん剤を使って闘い続けるわけですから、この特約はかなり使えるように思えます。
がん治療において私が最も恐れている『長期間の治療』に役立つ保障と言えそうです。
◆がんベストと比較すると
以前紹介した富士生命のがんベストゴールドも、がん治療が続く限り、診断給付金が支払われるので、メディフィットAの抗がん剤治療特約と同様に、長期間の治療に耐えられます。
保険料は、100万円の診断給付金が2年に1回貰えるプランで、30歳男性の終身払が1,370円です。
メディフィットAの抗がん剤治療特約は1,005円でしたから、がんベストの保険料を1,005円まで落とすと仮定した場合、100万円の診断給付金は73万まで落ちることになります。
さて、どちらが有利でしょうか。
がんベストなら2年に1度の給付金が73万円支払われます。メディフィットAで73万を超えるには、2年間で給付金が5回貰えれば良いわけです。
これを踏まえ、がん治療費.comで治療方法を見ると、進行がんには抗がん剤による毎月の治療しか選択肢がないことが分かります。
よって、死ぬまで抗がん剤治療を受けなければならない最悪の状態を考えると、完全にメディフィットAに分があります。
がんベストでは、2年に1度の73万円ですから、24か月で割ると、毎月3万円の給付金ということになります。
月に3万円だと、最低保障としては良いかもしれませんが、少し不安です。
◆2つのデメリット
メディフィットAの抗がん剤治療特約のデメリットを、2つ挙げておきます。
第1のデメリットは、特約単体での加入が不可能な点です。
第2のデメリットは、ホルモン療法に対応していない点です。抗がん剤治療とホルモン療法を併用しない限り保障されません。
しかし、がん治療費.comを見ると、ホルモン療法の治療費は高額ではありませんから、保障対象外でも良い気がします。
◆結論:どうか特約単品でお売り下さい
メディフィットAは、せっかく良い特約を持っているのに、主契約の医療保険部分があるせいで、宝の持ち腐れ状態です。
特約単品で売れば、それなりの需要があると思うのですが、どうでしょうか。
かなり完成されたがん保険の形と思いますが、診断給付金万歳の消費者マインドの中では売れないですかね。
と言うわけで、もしも、仮に、万が一にも、メディフィットAに加入しようと思うならば、抗がん剤治療特約、おススメです!!
◆もちろんダメ保険
メディフィットA自体は、もちろん個人的にはダメ保険です。
その理由は、もう何度も言ってきているので、わざわざ言う必要もないのですが、そこらの一般的な医療保険と同じように、1回の入院を60日や120日しか保障しないからです。
貯蓄で対応できる入院リスクに保険なんて必要ありません。
◆でも、抗がん剤特約は素晴らしい
こんなダメ保険なメディフィットAですが、抗がん剤特約だけは素晴らしいです。
30歳男性の場合、月々1,005円(終身払)で、抗がん剤治療を受けた月に15万円が貰えます。
しかも、入院、通院、往診を問いません。
さらに、治療が続く限り、回数制限なく、一生貰い続けることができます。
がんになったら、死亡するか治癒するまで抗がん剤を使って闘い続けるわけですから、この特約はかなり使えるように思えます。
がん治療において私が最も恐れている『長期間の治療』に役立つ保障と言えそうです。
◆がんベストと比較すると
以前紹介した富士生命のがんベストゴールドも、がん治療が続く限り、診断給付金が支払われるので、メディフィットAの抗がん剤治療特約と同様に、長期間の治療に耐えられます。
保険料は、100万円の診断給付金が2年に1回貰えるプランで、30歳男性の終身払が1,370円です。
メディフィットAの抗がん剤治療特約は1,005円でしたから、がんベストの保険料を1,005円まで落とすと仮定した場合、100万円の診断給付金は73万まで落ちることになります。
さて、どちらが有利でしょうか。
がんベストなら2年に1度の給付金が73万円支払われます。メディフィットAで73万を超えるには、2年間で給付金が5回貰えれば良いわけです。
これを踏まえ、がん治療費.comで治療方法を見ると、進行がんには抗がん剤による毎月の治療しか選択肢がないことが分かります。
よって、死ぬまで抗がん剤治療を受けなければならない最悪の状態を考えると、完全にメディフィットAに分があります。
がんベストでは、2年に1度の73万円ですから、24か月で割ると、毎月3万円の給付金ということになります。
月に3万円だと、最低保障としては良いかもしれませんが、少し不安です。
◆2つのデメリット
メディフィットAの抗がん剤治療特約のデメリットを、2つ挙げておきます。
第1のデメリットは、特約単体での加入が不可能な点です。
第2のデメリットは、ホルモン療法に対応していない点です。抗がん剤治療とホルモン療法を併用しない限り保障されません。
しかし、がん治療費.comを見ると、ホルモン療法の治療費は高額ではありませんから、保障対象外でも良い気がします。
◆結論:どうか特約単品でお売り下さい
メディフィットAは、せっかく良い特約を持っているのに、主契約の医療保険部分があるせいで、宝の持ち腐れ状態です。
特約単品で売れば、それなりの需要があると思うのですが、どうでしょうか。
かなり完成されたがん保険の形と思いますが、診断給付金万歳の消費者マインドの中では売れないですかね。
と言うわけで、もしも、仮に、万が一にも、メディフィットAに加入しようと思うならば、抗がん剤治療特約、おススメです!!
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Last Modified : -0001-11-30