2013-06-15 (Sat)
14:56
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各都道府県民のうち男性10万人当たりの入院患者数を調べ、そこから高齢化の影響を調整すると、次のランキングが出来上がります。
上位の県ほど入院リスクが高く、医療保険に加入した場合に有利ということになります。
1位の高知県では10万人の男性県民当たり1,654人が入院しており、最下位の神奈川県では708人が入院していることが分かります。
高知県民の入院リスクは、神奈川県民の2.3倍です。
一方で、医療保険の保険料は全国一律ですから、入院リスクの高い高知県民にしてみれば超割安な保険料でホクホクですが、入院リスクの低い神奈川県民にしてみれば酷く分の悪いギャンブルをしている状態です。
公平を期すために、都道府県別保険料の導入が望まれます。
しかし、どうして高知県の入院リスクが高くて神奈川県は低いのか、入院日数でも差があるのかも調べてみないと拙速かもしれません。
今後、これらの点を探ってみましょう。
参考資料:平成23年患者調査(厚労省)、平成23年10月人口推計(総務省)。ただし、宮城県、福島県については、平成20年の患者調査及び人口推計。
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上位の県ほど入院リスクが高く、医療保険に加入した場合に有利ということになります。
都道府県男性10万人当たりの入院患者数ランキング
順位 | 都道府県名 | 男性入院患者数 |
1位 | 高知県 | 1,654人 |
2位 | 長崎県 | 1,638人 |
3位 | 鹿児島県 | 1,602人 |
4位 | 熊本県 | 1,573人 |
5位 | 沖縄県 | 1,473人 |
6位 | 福岡県 | 1,458人 |
7位 | 佐賀県 | 1,457人 |
8位 | 大分県 | 1,451人 |
9位 | 山口県 | 1,404人 |
10位 | 徳島県 | 1,402人 |
11位 | 北海道 | 1,348人 |
12位 | 宮崎県 | 1,337人 |
13位 | 石川県 | 1,256人 |
14位 | 富山県 | 1,223人 |
15位 | 愛媛県 | 1,190人 |
16位 | 香川県 | 1,174人 |
17位 | 島根県 | 1,140人 |
18位 | 広島県 | 1,128人 |
19位 | 岡山県 | 1,124人 |
20位 | 福島県 | 1,107人 |
21位 | 鳥取県 | 1,104人 |
22位 | 秋田県 | 1,080人 |
23位 | 岩手県 | 1,065人 |
24位 | 福井県 | 1,062人 |
25位 | 和歌山県 | 1,049人 |
26位 | 青森県 | 1,034人 |
平均 | 全国 | 1,005人 |
27位 | 京都府 | 995人 |
28位 | 大阪府 | 985人 |
29位 | 宮城県 | 983人 |
30位 | 山形県 | 964人 |
31位 | 新潟県 | 957人 |
32位 | 群馬県 | 951人 |
33位 | 山梨県 | 930人 |
34位 | 兵庫県 | 929人 |
35位 | 滋賀県 | 930人 |
36位 | 茨城県 | 875人 |
37位 | 三重県 | 874人 |
38位 | 栃木県 | 873人 |
39位 | 奈良県 | 850人 |
40位 | 岐阜県 | 842人 |
41位 | 東京都 | 823人 |
42位 | 愛知県 | 820人 |
43位 | 長野県 | 810人 |
44位 | 静岡県 | 787人 |
45位 | 埼玉県 | 767人 |
46位 | 千葉県 | 738人 |
47位 | 神奈川県 | 708人 |
1位の高知県では10万人の男性県民当たり1,654人が入院しており、最下位の神奈川県では708人が入院していることが分かります。
高知県民の入院リスクは、神奈川県民の2.3倍です。
一方で、医療保険の保険料は全国一律ですから、入院リスクの高い高知県民にしてみれば超割安な保険料でホクホクですが、入院リスクの低い神奈川県民にしてみれば酷く分の悪いギャンブルをしている状態です。
公平を期すために、都道府県別保険料の導入が望まれます。
しかし、どうして高知県の入院リスクが高くて神奈川県は低いのか、入院日数でも差があるのかも調べてみないと拙速かもしれません。
今後、これらの点を探ってみましょう。
参考資料:平成23年患者調査(厚労省)、平成23年10月人口推計(総務省)。ただし、宮城県、福島県については、平成20年の患者調査及び人口推計。
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Last Modified : -0001-11-30